職員インタビュー一覧
佐藤 宏祐 (2015年入社)
生活支援員
綾瀬ホーム
温かみのある職場です。福祉は人と関わる仕事のため、直面した問題に
答えがない事が多々あります。そういった時に自分の見通しを先輩職員
の方々に相談すると、今までの経験をもとに一緒に考えてくれて、時に
は受け入れてくれたり、時には他の案の提案をしてくれます。このよう
に、綾瀬ホームは悩み事を受け入れてくれる環境であり、このような職
場で働けるのは恵まれている事だと感じています。
当事業所は利用者さんの高齢化が進んでおり、重篤のケースに触れる機
会もあります。そういった場面では、職員として他職種との連携が重要
な課題となります。他職種の職員と働く中で、支援員の視点だけでは知
り得なかった医学的な観点や栄養学的な観点に触れる事ができるため、
働く上での物の見方や取り組み方が変わり、より多角的な角度から問題
に取り組めます。福祉の知識だけでなく、医療・栄養学の知識に触れる
事のできるこの現場で働く事が日々の楽しみです。
担当利用者さんの葬儀に参列する経験を、当事業所で行った事です。自
分自身、葬儀に参列したのはその担当利用者さんの時が初めてで、礼儀
作法など事前にきちんと学び、事前にしっかりと準備した上で葬儀に臨
んだのですが、当日は思いがあふれ涙を流しました。そのように感情的
に涙が出てくるとは思わなかったのですが、2年程の担当期間で、それだ
け真剣にその人の生活に触れ、それだけ自分も真剣に悩んでいたのだと
実感しました。この出来事はとても印象深く、人生の糧になっていま
す。他者の人生に深く関わる機会は福祉の現場ならではでないかと思い
ます。
綾瀬ホームは職員の専門性が幅広く、確立している環境です。様々な分野のプロフェッショナルと仕事を通して関わる事ができるため、障害の分野にと
らわれず、色々な専門性に触れる事ができます。というのも、職員同士の壁がなく、分からない事ができた際にすぐ聞きにいけるという職場の雰囲気あ
りきの事だと思います。